2012年11月6日火曜日

11月の「はじめてのフラワーエッセンス・花の癒し」


子どもが体調を崩した時・・・
自分が心身のバランスを崩した時・・・
パートナーが悩んでいるとき・・・
どうやってケアしていますか?

私は、ずっとフラワーエッセンスでのケアを続けてきました。
そして、それが、どんなに私たちをサポートしてくれたか
しなやかに自分自身のバランスを取り戻し
私たちの様々な関係性の問題や、自分自身を輝かせることに
力をかしてくれたかを実感しています。

自然で安全で安心して使えるものを
それぞれの家庭の薬箱に準備してもらえたらという
願いをこめて、フラワーエッセンスについての
お話会をいろんなところでやっていきたいと思っています。

フラワーエッセンスを知らない人も知っている人も
どうぞ、お気軽にご参加ください。

「はじめてのフラワーエッセンス・花の癒し」
フラワーエッセンスって何?からはじまって
日常生活の中でどんなふうに使ったらいいのか
心身のアンバランのサポートや自分を癒すための取り組み
公害や、放射能に対するケアエッセンスのご紹介など
家庭の薬箱に入れておきたいホメオパシーやハーブティ
フラワーウォーターなどについても、私の体験談として
お話します。 参加費¥1500

◎11月7日 東区 バンビの木箱 10:30~
◎11月10日 飯塚 菜の花助産院 10:30~
◎11月17日 春日市 春日助産院 10:30~

どの講座も子連れで参加できます。

この他にも、いろんなところで、お話会ができたらと思っていますので
もし、自分の近くで是非と言われる方がいましたら、ご連絡くださいm(__)m

今、飯塚方面で、老若男女の沢山の方々のためのお話会をしたいと思って
いますが、良い場所をご存知だったり、いっしょに呼びかけてくださる方を
探しています。
お話会のお手伝いしていいよと思われる方お知らせくださいm(__)m


2012年10月15日月曜日

母親の起業や自己啓発セミナーについて



今日は、とても厳しいお話になると思います。
だけど、とっても大切なお話なのです。
是非、沢山の方に読んでいただきたいと思います。

この数カ月、いろんな方から、起業や子育てをサポートしながら勉強できる講座のことで、たくさんの相談が来ています。そして、この相談は、とても大切なことだと思うし、子育て中のお母さんたちにシェアしたいと思うので、思い切って記事にすることにしました。

おかあさんに大切なのは、私は、起業じゃないと思うのです。もし、そういう勧誘をなさっている方がいらっしゃったらごめんなさい。でも、そういう方にも、もう一度考えていただきたいので、あえて記事にしにくいテーマを記事にします。そのことで、悩んで相談に来られる方がとても多いからです。そのことも知ってほしいです。


今、なんとか食べていけるお金があるのなら、お母さんがお家で起業して、経済のことに一生懸命になったり、自分を外へ向けて表現することは、大切なことじゃないと私は思います。本当に大事なこと感じてほしいです。。。耳が痛いお話かもしれないけれど、あえてお話しさせてくださいね。


私は、育児の講座で、何度も何度もお話していますが、「今」という時が、そのタイミングがとっても大事なんです。もう、2度と戻ってこないからです。子どもが、3才になるまでは、いや5才、7才、そして9才になるまでは、みえない糸でつながっているのです。お母さんの繭の中で生きています。とくに、3才になるまでは、しっかりとエーテル体が繋がっています。その時に、無理に離れることはないのです。あと少し、もう何年間か待つことはできませんか?きっとあっと言う間です。


今のお母さんたちが、子育てするときに、もっとも悩むことは、自分の仕事や、自分を生きることと、子育てを、どうやって両立していくかということかもしれません。子どもを保育園にあずけて、仕事をしているお母さんは、仕事をしていても子どものことを思いだすでしょう。仕事が終わってやっと会えたら、会えなかった時間のぶん、しっかり一緒に時間を過ごすでしょう。


もし、あなたが、家にいて、ずっと子どもと一緒にいれるのなら、そして、やり続けなければならない仕事があるとか、今すぐお金が必要とか、食べていくのに困るとかじゃなければ、与えられた時間を、どうか子どもと一緒にしっかり過ごして楽しんでください。子どもから教えられることが沢山あるでしょう。


でも、ずっと子どもと一緒にいることが、辛くなったりすることもありますよね。とくに、それまで、仕事で自分を表現していたり、評価されていた人は、とても、辛くなったりするかもしれません。そんな時には、誰かに甘えて、少しだけ自分の時間をつくったり、何か心が元気になれることをするといいのです。一息つくのも大事なことです。


でも、それが、起業へ向かったり、その勉強をすることで自分の何かを満足させたりすることが、本当に大事ことじゃないように、私は感じます。自分は、今どうなりたいのか、どうやって日々すごしたら幸せなのか、子どもは、自分に何を求めているのか、そして自分は何ができるのか・・・何のために、誰のためにそれをやるのか、企画する人も、人を集める人も、参加する人も、よく考えてみて下さい。しっかり子どもと向きあって、自分の心の奥にある本当の大切なものを感じてみて下さい。


母親が、なにか自分を表現しようと思って、自分の感情やエネルギーを、外へ向かって流していくと、子どもへ向かう気持ちやエネルギーは、当然ながら減っていきます。目の前にいる母親から、自分への気持ちやエネルギーがなくなっていくと、こどもは、とても不安になります。子どもは目に見えないものも、見ているし、とても敏感にいろんなものを
感じています。

母親が起業して、元気になって、お金もはいるって素敵なことみたいだけど、本当は、繋がっている糸が弱くなって、こどもはとても不安になることなんです。だから、子どもを保育園に預けていても、預けていなくても、芸術家や、表現活動をしている人はとくに気をつけてほしいと思います。私も、表現者の一人だったから、とても良くわかるのです。


私は、子どもの心の叫びにずっと気づいていなくて、あるコンサートの本番で客席から叫ばれました。。。(今となっては、笑い話ですが、その時の子どもの気持ちを考えると笑えないのです)1500人のホールの2階席の真ん前から、私がまさに歌おうとした瞬間に、間髪入れず「ママ~~~!!!」と凄い声で子どもが叫んだのです。ありったけの力を振り絞って叫んだと思います。私は、その時に、子どもの気持ちが初めてわかり、滂沱の涙でした。とてもいい子でした、ぐずることは稀でした。でも、一生懸命我慢していたんだと思います。そして、ますます私が自分から離れてい行こうとしたように感じた瞬間に「私は、ここにいるんだよ。ママ!」と絶叫したんだと思います。


こどもは、上手に自分の気持ちをお話できないから、お母さんも気づかないことがたくさんありますよね。でも、本当に大事なことって、目にみえなかったり、聞こえなかったり、感じにくかったりするのです。今、ちいさな子どもがいて、同じ時間を過ごせる環境にあるのなら、本当に大切なことは何なのか感じてほしいな~と思います。


こんなこと一生懸命いう人は、たぶんそんなにいません。音楽を教えている人のほとんどは、なるべく小さいうちから教室に来てほしいと思うでしょう。音楽業界もその路線です。だけど、子どもたちが、どの時期に、どうやって何を大事に育っていくのかということがわかってしまったら、やっぱり大事にできるものは大事にしてあげたいのです。だから、私の教室は7才からの音楽教室になってしまうし(笑)7才前の、知育や偏った感情教育も、おすすめしていません。一般的な教室や知育の教室をやっている方、今から何かやろうとしている方、お母さんたちに、企業や自己啓発のセミナーや資格を取ることをお勧めしている方たちは、きっと私のお話は聞きたくないと思います。でも、私もかつては、就学前の子供たちに音楽を教えていました。そして、その中で感じて来たことが沢山あったのです。それがあって、今のようなことが言えるようになりました。

今私のところには、その母親の起業についてのご相談がとても沢山きています。世の中に、そういう流れがあるのでしょう。なぜ、不安に思うのでしょう?良いと言われるけどなぜ、納得できないのでしょう。そのことで、悩んだり、考えたりして相談にくる方がいるということは、私としては、その問題にしっかりと向きあって本当のところを見きわめないといけないと思うのです。悩んで不安になっている人を何とかしてあげたいと思うのです。


世の中のいろんなことは、ほとんど、経済重視で回っていますから。。。知育の低年齢化も、音楽教室の低年齢化も、当然のことと思うでしょう。でも、子どもに関することや、子育てに関することは、その経済の波にのせないでほしいと思います。最も、経済効果を生みやすいものであるだけに、本当にそう思うのです。何よりお母さんが不安になったりします。それが、子どもにも伝わります。

そのことで、相談に来られたお母さんには、私は、今日のご飯に困っていないのなら、起業は、子どもが9才になってからでも充分間に合うんじゃないですか。起業に使うエネルギーやあなたの思いを、今のあなたの子どもさんに注ぐことが、いちばん必要なことですとお話しています。あなたが、悩んでいるということは、そのことに何か納得出来ない感情や、不安があるからで、その感性は素晴らしいと思いますとお伝えしています。

子どものためにと言われたり、思ったりしていることが、実は逆のことだったりすることがよくあります。なぜ、今起業するのですか?何のために起業するのですか?なぜ、今自己啓発なのですか?それは、今のあなたや子どものために必要ですか?少しも、待つことができませんか?もし、疑問に思ったり、心配になったりしたのなら、いつでもお話してください。

こんなに沢山のご相談があるということは、やっぱり、何かお話しておかないといけないような気持ちになったのです。これは、小さい子どもを抱えて起業をすすめたり、講座の勧誘をなさっている方にも、もう一度考えてみてほしいことです。その方に、まだ小さなお子さんがいるのであれば、なおさらです。その方たちを責めるつもりはありません。私もかつては、そういう立場の人間でした。だから、もし、気づいていただけたらと祈るような思いです。


今、もっとも大切なことに気づいていただけたら、子供たちも、お母さん自身も、自然で楽にいきることができるだろうし、本当の子どもや、自分を大切にできるのになあ、変われるのになあと思うのです。起業や自己啓発の勧誘のことで迷ったり、納得いかない思いをお持ちのお母さんたちも、もう一度、私のこの記事を読んで考えてみて下さい。大切なのは、何なのかを、感じてみてください。お願いしますm(__)mこれって、もの言えぬ子供たちからの、私へのSOSでもあるんだと、私は受け止めていいます。厳しいお話でごめんなさい。でも、伝えずには、おれないお話しなのです。悩んでいるお母さんたちが沢山いるのです。

子どもたちのために、そしてお母さんのためにも、このお話をしないでは、いられませんでした。いつも、大事なことは、何かに隠れてしまいます。その隠れてしまった大事なことを感じながら、子どもも親も一緒に育っていけたら素敵だと思います。



はじめての子育て」についての記事もアップしています。
よかったらごらんください。


2012年9月13日木曜日

10/18 フラワーエッセンス基礎講座開催のお知らせ



前回のエントリーでお知らせしていました
フラワーエッセンスの講座が早速スタート
することになりました。

基礎講座の一回目がはじまります。
月に一度のペースで全5回の講座になります。
場所は、東区の「バンビの木箱」さんです。
日時は、10月18日(木)
10:00〜13:00です。
参加費は¥5000(エッセンスボトル1本付)
です。
自分のためのボトルをつくります。
エッセンスを学びながら、自分を癒していく
講座になります。

内容は
◎フラワーエッセンスとは 
 フラワーエッセンスの定義や作用や歴史など
 世界のフラワーエッセンスについて
 エッセンスの作り方
◎バッチ博士について
◎バッチエッセンスについて
 12ヒーラーズ(12の癒し手)
 12の月の宮
 治療の7つの段階
◎ワーク
 花のカードを選んでエッセンスをつくる

お申込みは、私までメールでお願いします。
タイトルを「フラワーエッセンス基礎講座 
バンビの木箱」として
kinka_orpheus★ mac.comまで
(★を@に変えて送信してください)
タイトルは、必ずご記入ください。

お申込みの際に
◎住所
◎お名前
◎電話番号
(一番連絡がとりやすい番号をお書きください)
◎メールアドレス
◎講座のことをどこで知ったか
◎講座を受けようと思った動機

以上をお知らせください。
どうぞよろしくお願いします。
たくさんの方のご参加お待ちしています。

また、自分のところでもやってほしいという方が
いらっしゃいましたら、どうぞお声をかけて下さい。

直方と飯塚でも開催することになると思います。
決まりましたら、またお知らせしますね!


2012年9月11日火曜日

フラワーエッセンス講座について


「育児&育自」の講座で、放射能の問題への対処や、アトピーや気になる精神的な不安の問題や、子どもの問題、親子の問題、夫婦間の問題や、母親自身の心配や恐れなどへの改善のために、フラワーエッセンス・セラピーをご紹介していますが、フラワーエッセンスのことをもっと知りたいというお話や、学んでみたいというお話が、いろんなグループからあがってきましたので、そのための講座を企画しています。
私も、フラワーエッセンス・セラピーは素晴らしい療法だと思っていますし、副作用もなく、安全で安心なケアができるので、今の時代は特に、毎日の生活の中で活かして使ってほしいと思っています。

まず、それぞれのグループを中心に、企画したいと思っています。
はじめてのフラワーエッセンスの講座「花の癒し」で、フラワーエッセンスについてや、生活の中でどう使っていくか、家族が体調を崩した時のエッセンスや他の波動セラピーでの対処の仕方、家庭の薬箱に備えてほしいハーブやアロマの製品とその使い方などをレクチャーしたいと思います。

小さいお子さんを連れて参加できるようにした講座と、同じ内容ですが、お子さん連れではなく少し多くの方へお話できるような講座を準備するつもりです。

入門編のはじめてのフラワーエッセンス「花の癒し」講座を受けられて、もっとしっかり学んで見たいと思われる方のために、フラワーエッセンスの講座も準備しています。そのすべての講座を簡単にご紹介します。
すべての講座は、私の自宅でもできますし、ご希望があれば出張しますので、ご相談ください。
まずは「育児&育自」の講座にいっている会場にて、はじめることになると思います。
日時と会場などがきまりましたら、また、ご案内しますね。
また、講座に関しましては、自分のところでやってほしいというご希望があれば、出張いたしますので、お気軽にご相談ください。



<フラワーエッセンス講座のメニューと料金>

●フラワーエッセンス入門 「花の癒し」 2時間 ¥2000
 再受講は¥1000です。
 フラワーエッセンスだけではなく、私の他の講座やレッスンを
 受けたことがある方は¥1000です。

●フラワーエッセンス基礎 3時間 1回¥5000(ボトル1本付)全5回
★そのうちの1回は植物について実習講座になります
 再受講は1回¥3000(ボトル付)です

●フラワーエッセンス応用 3時間 1回¥6000(ボトル1本付)全6回
親子の問題、パートナーとの問題、女性性について、仕事について、境界線の問題など、テーマごとに学びます
 再受講は1回¥4000(ボトル付)です

●フラワーエッセンス研究会講座 3時間 1回¥3000
(ハーブティとお菓子付)
フラワーエッセンスの講座を終了した方のためのフォローアップも兼ねています
私のいろんなフラワーエッセンスの使用方法など、その時々に必要と思われる講義の他に、フラワーエッセンス・セラピーを実践した方の報告。
その中で生まれてきたセラピーの疑問などについての具体的なレクチャーなどをみんなでシェアーする時間です。



☆上記はグループでの講座料金です。出張の場合は5人からお受けいたします。
県外出張の場合はできれば10人からお願い致します。詳しくはご相談下さい。フラワーエッセンスの私の講座を受けたことがある方は、再受講割引があります。

☆基礎と応用の講座は、自分のためのエッセンスを作ることにしていますので、講座をうけながら、自分癒しの旅をすることになると思います。

☆個人レッスンも受付けています。スカイプやLINEでの講座も可能です。
その場合は、時間は1回2時間となります。料金は同じでエッセンスは
こちらから郵送致します。

2012年7月28日土曜日

8月の「育児&育自」講座のご案内




「育児&育自 ナチュラリストの12ヶ月」の講座の
8月の予定のお知らせです。
1年間かけて、月1回の講座が続きますが、
もちろん単発での参加でもOKです。


7年周期で成長していく人間物語や、気質のこと。
月のリズムと食べ物のこと。アレルギーのことなど。
また、ヴォイスヒーリングや遊び歌などもあります。


2回目は、第二7年周期(7〜14才)と4つの気質の話しを軸に、月のリズムと食べ物について、
季節のメニューやアレルギーについてのお話を
1回目より、少し詳しくしていきたいと思います。


8月は、子供たちの夏休み中ということも
ありますので、予定がいろいろあると思います。
開催会場で、1回目の内容のところと、
2回目の内容のところがあります。
それぞれ、選んでご参加ください。
1回目は、第一7年周期(0〜7才)と
4つの構成体を軸にお話します。
飯塚の方は、都合が悪い時は、
違うグループへの参加も可能です。




8月の「育児&育自」講座と内容は
以下のとおりです。
このブログからのお申込みは、
私のほうへよろしくお願いします。
kinka_orpheus★mac.com
(★を@に変えて送信してください)
タイトルは、『「育児&育自」講座参加申込み』
でお願いします。


東区バンビの木箱の講座は、8月はお休みです。
9月からは、毎月、第一水曜日に予定しています。
バンビさんは、講座の後のランチも楽しみです、
予約できます。


もし、自分のちかくでも、講座をやってほしいとの
ご希望があれば、ご相談ください。
できるだけ、実現できるようにしたいと思います。


◎8月4日(土) 飯塚市 菜の花助産院 10;30〜                  (2回目)
     直方市 古森酒店 14:00〜(2回目)


◎8月6日(水) 飯塚 菜の花助産院 10:30〜                    (2回目)


◎8月9日(木) 久留米 産直や蔵肆(くらし)                10:30〜(1回目)


◎8月18日(土) 春日市春日助産院 10:30〜                   (1回目)


◎8月27日(月) 福岡市ナチュ村 10;30〜                    (2回目)


◎8月28日(火) 糸島市 カフェ和楽mama 
              14:00〜(1回目)



2012年7月19日木曜日

「育児&育自」7歳までは夢のなか





「育児&育自」のワークショップ
どの会場でも本当に興味深く聴いていただいて、
私も嬉しく思っています。
核家族になってしまった家族の形のなかで、
初めてのお子さんを抱えたママは特に、
すぐ 相談出来る人が、そばにいるでもなく、
心配なことが本当に多いと思います。
そのため、どんな相談も、今悩んでいること、
とても具体的な個人的なことでも、
質問をみんなでシェアできることは、
本当に貴重な体験だと思います。


今回の飯塚では、最初の7年間の早期教育と、
その時期の子どものためにしないほうがいいこと、
できることなどのお話で盛り上がりました。


0才から7才までの子どもは、
自分の持てる生命エネルギーの
すべてをかけて、身体を育てていきます。
その時に、感情や知性を
無理に発達させようとすると、
身体を育てていこうとする力が、
その感情や知性を刺激するために
奪われてしまいます。
そうなると、健全な身体の上に育っていく、
健全な感情や知性さえも、
充分に育てることができなくなるのです。
なぜなら、土台が充分に育たないからです。


早い時期から計算ができる子を、
親が目指したり望んだりして
知育に走っても、結果的には、
充分な知性を育てることはできず
思考も充分には育っていかないと
いうことになってしまいます。
いつも、頭のいい子、勉強できる子を望んで、
はやくから知育教育を与えるのは、親たちなのです。
子どもは、そんなこと、少しも望んでないのですが。


だから、こどもたちは、この時期にどこが育って、
どんなふうにそれを身に着けていくのか、
どんな体験からそれを学ぶのか
ということを、大人は知ったり、
感じたりしたほうがいいと思うのです。


子どもにとっての体験ということでも、
質問をいただきました。
たくさんの楽しい体験をしてほしいので、
ミュージカルにいったり
表現活動をしたりするのは、どうですか?
という質問です。
そういう、体験はたぶん、
7才から14才の時期に必要になることなんですよね。


7才までは、まだまだ、現実と夢の世界の境目が
わからない世界で生きています。
(でも、現代の子は、刺激が 強すぎてそういう子は少なくなったかもですね)
だから、すべての体験は、刺激的ではないほうがいいのです。
ゲームやテレビの暴力的なものを見せないほうがいいというのはそのためです。
それが空想の世界で、現実とは違うという判断は、この年令の子どもには
できないからです。
すべてを善なるものとして、吸収します。
だから、美しいもの、喜びを感じるものに囲まれて、
まどろむような、優しい時間の流れの中にいるほうが
魂は、安心して育っていくのだと思います。


この時期の子どもの魂が心地良いと感じるのは、
始まりも終わりもないような、くり返しつづいていくような
そんな世界や音楽です。
だから、昔話を何度もくりかえす、おじいちゃんやおばあちゃんが大好きです。
大好きな絵本を、何度も読んでとおねだりされるのは、そのくり返しが
大好きだからなんです(笑)


また、この時期、何かを表現するというよりも、
何か自分の目的にむかって行動するような
意志を通すというか、
意志の力をはぐくむことのほうが
大事なように感じます。
表現というのは、何かを感じて、
分の心が動いてそのことを、
表すということになるとおもうのですが
それが、自分の喜びや心の表現として
できるようになるのは
7才をすぎてからになると思います。
7才までは、上手に誰かの表現を
真似することはできても
自分から、自発的に何かを表現することは
難しいと思います。


まだまだ、書きたいことは、いっぱいあるけど
今日は、ここまでにします。
また、次回!
次回は、母が芸術家だったり、
表現者だったりする場合の悩みです。
まあ、私自身の体験談ですね(笑)。
どうぞお楽しみに♡




最後に・・・
ワークでたずねられた、
シュタイナー教育についての
導入本でわかりやすい本をご紹介しておきますね。




「魂の幼児教育 としくらえみ著」

著者としくらえみさんが、幼稚園教師として、
ヨーロッパシュタイナー教育の現場を体験した
実践的な体験レポート。
著者自身による手描き図版や楽譜、おやつのレシピなどが多く挿入されています。
挿絵は、としくらえみによるもので、やさしく温かい
雰囲気に包まれて、まるで絵本を見ているようです。









「魂の発見 子安美知子著」
芸術は、目的意識として必要なのではなく、すべてがそこから芽を出していく土壌として、どの人間にも必要なものなのである。シュタイナー学校の特徴を一言でいうならば、あらゆる教育の源泉としての芸術重視ということになる。―自らの長女を通してふれた教育理念の実践を克明に報告するとともに、文庫版あとがきでは、日本のシュタイナー教育の現状にも言及。 〜(現在は、中古本でしか手に入らないようです。)

2012年7月14日土曜日

育児&育自ワーク 早期教育について






昨日は、福岡市東区バンビの木箱での
育児&育自のワークショップでした。
すごい土砂降りの大雨でした。
各地で雨の被害が出ているようです。
被害にあわれた方々の一日もはやい
回復をお祈りしています。


今日は、0〜7才の時期の教育について
お話したいと思います。
私は、音楽教育にずっと長いあいだ
携わって来ました。
そして、音楽を通して子どもと触れ合うなかで、
音楽教育に関してのいろいろな矛盾を
感じていました。
シュタイナーに出会って、
シュタイナー教育を学んだり
実践するようになってからは、
自分が音楽教育のなかで
疑問に思っていたことが
すべて解決したように思います。


まず、その音楽教育について、
お話したいと思いますが、
人間の呼吸と心臓の鼓動が1対4というペースに
落ち着くのが、7才くらいと言われています。
全身で、この4拍子を喜びをもって体験できるのが
7才くらいということなんです。
だから、この時期に、
音楽の習い事をはじめるのがいいのです。
心身の成長に無理のない時期です。


昔の人は、6才の6月6日から、
習い事をはじめなさいと言いましたが
本当に、適切な時期だと思います。
昔の人は、すごいな〜と思います。
そのころ、小学校へ入学して勉強をはじめますよね。
心身の成長に無理のない
タイミングなんだと思います。


それまでの子どもは、模倣の世界に生きています。
全身全霊で感じたことを模倣します。
なので、リズムを叩いてごらんといわれると
上手に叩きます。
でも、自分の身体のリズムが整って、
音楽の勉強をはじめる準備が
できているわけではないのです。
だから、7才以前から、
宿題の出る音楽教室に行くことを
私はすすめません。


いろいろな会場での質問についてもお話しますね。
絶対音感は、早い時期から身につけるといいという
宣伝文句があるようで、そのことについての
質問を受けましたが、音楽をやっていて、
絶対音感があることが必要条件かといわれれば
そうではないのですね。
音楽を心から楽しんだり、演奏したりすることと、
絶対音感はそんなに深い関係があるわけでは
ありません。


音楽って、本来祭りの時には欠かせないものでした。
みんなで、楽しんで、踊ったり歌ったり
演奏したりしました。
その歌や演奏は、知的な学習としてではなく、
純粋な演奏として伝えられてきました。
そして、楽しんできました。


音楽教育、音楽教室というものが
できてしまってから、なんだか、本質とは、
どんどん離れたところへ向かっているような
気がします。
そういう世界へ、早い時期から、
子どもを入れることはないと私は感じています。


子どもが、7才までの時期、
子どもの魂がもっとも心地よいと感じるのは、
5音音階の世界だと言われています。
戦いと恋愛の音を除いた5つの音でできた音楽。
わらべうたがそうですよね。
何時始まったのかいつ終わるのか
くり返し歌われて、素朴で楽しい歌です。
そういう体験を沢山してほしいと思います。
それも、遊んでいるときに、どこからともなく
歌がはじまるような、そんな体験です。
さあ、歌いましょうという歌ではなく、
遊びのなかで生まれてくる歌です。


小さな子どもがリズムをとって
楽しそうにしていますよね。
それは、どうなんですかという質問も
いただきました。
それは、かわいい模倣です。
その楽しんでいることは、素敵なことです。
大事なのは、そこに音符を覚えたりする知的なことが
入ってくるかどうかということなんです。


芸術活動のなかに、知的な作業が介入せず、
ただその時間を純粋に楽しむのであれば、
ストレスはないと思いますが
知的な作業が要求されることは、
決して良いことではないのです。


人間は、健全な身体の上に、健全な感情が育まれ、
その上に知性が育まれます。
もし、健全な身体を育む時期に、
知的なことを要求されてしまうと
自分の生きるエネルギーの全てを
身体作りにつかうべきところ
そのエネルギーは知的な作業をするために
奪われてしまいます。


知的なことにエネルギーを取られると、
そのぶん身体を育てることができず、
感情を育てる時期にも、同じようなことがおきれば、
さらに、感情も知性も充分そだつことが
できなくなるのです。


そのことから考えると、0才〜7才の時期は、
特に、知的なことを要求せず、
五感を通して環境のすべてを模倣していく子供たちに、
模倣していい環境を準備することが最も大切なことになります。


大人の心までも感じ取り模倣しようとする、
言葉や行為のすべてを、良きものとして
模倣しようとする子供たちのために、
模倣されてい良い環境を準備したり、
自分も模倣されてい良い人間でいることが
一番大切なことのように思います。
そう思うと、まさに育児を通しての、
自分育てですよね。


言葉のことも、お話しました。
赤ちゃん言葉「〇〇でちゅー」とかを
大人が使わないでほしいということ。
真似されていい、使ってほしい言葉を
使うということ。
そして、言葉のなかにあるもの、
音にならなかったものも
感じ取って模倣していることを
忘れないでほしいと思います。


今の言葉は、本当に力が無くなって来ましたよね。
「言霊」ということを話したり
どこかで信じている人も
日常会話のなかで「やっべー」とか
「すっげー」とか「マジー」と言う言葉を
普通に使っています。
そして、生死に関わる言葉さえ
簡単に使ってしまっています。
そんな言葉も、子どもの前で使わないでほしいです。
たとえ、言葉がまだ話せなくても、
すべてを吸収しているからです。


子どものまえだけじゃなくても、
使わないほうがいいと思うのです。。。
芸術活動をしていると、どうしても、
自分のなかで使えない言葉があります。
言葉が音になる時、心がざわざわしたりするのです。


観ることや聴くことが自分の仕事につながったり、
観てもらうこと、聴いてもらうことが
自分の仕事だったりする人は、その力ない言葉、
良い響きとは言えない言葉を
自分が使わなくなるだけでも、
自分の作品が随分かわってくると思います。


使うことが、当たり前の時代で、
使うことに何の違和感もないのかもしれませんが、
芸術活動をする自分、表現者である自分であるとき
その力ない言葉、美しいとは言えない言葉を
使うことは、私にはどうしてもできないのです。。。
たぶん、私の使う言葉や思いがすべて音に歌に
なるからなんだと思います。


話しがちょっとずれてしまいましたが、
子どもたちのために外から与えるべきものは、
たぶんないのだと思います。
模倣されていい環境を準備することが大切なのです。
子どものためにと思って、
知的なことをする教室に通ったり
身体を鍛えたりするスポーツの教室に通うのには
まだ早い時期です。


本当に、音楽や芸術の教室に通って、
習得することが、
子供たちの感情を育てる助けになるのは、
7才から14才の感情体が育っていく時期に
なります。
そのことを考えると、
いつから習い事をはじめるのがいいか
わかってきますよね。


ああ〜今日もまた、長くなってしまいました。
いろんな詳しいお話は、またワークの時に。。。


今後のナチュラリストのワークは下記の通り。
飯塚会場は、すでに満席ですが、
春日助産院と糸島カフェ和楽ママさんは、
まだ空席があります。
もちろん、子供さんと一緒の参加OKです。
お会いできるのを楽しみにしています♡


7月18日(水)飯塚市菜の花助産院 10:30~

7月21日(土)春日市春日助産院 10:30~

7月24日(火)糸島市カフェ和楽mama 14:00~